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“飯寿司”を作る為に“塩漬け”しておいた“ハタハタ”を捌くことに…

そんな面倒くさい事したくなかったけど、家族命令で渋々…

発泡スチロールの箱で6つ

全部で“ハタハタ”が何匹か検討もつかないわ！

頭を切り落として、内蔵出して、尾っぽ切り落とす…

その繰り返し

三人で5時間もかかったのだ！

こんなに食い切れるのか！？。。。

【ハタハタ】

種名：ハタハタ

綱名：硬骨魚綱

目名：スズキ目

科名：ハタハタ科

属名：ハタハタ属
分布：日本海沿岸・北日本。カムチャッカ、アラスカ。

　　　　水深１００～４００ｍの大陸棚砂泥底にすむ。

　　　　浅場の藻場（水深２～１０ｍ）で１１月～１月に産卵。

【飯寿司】

飯寿司（いずし）とは、ご飯と魚・野菜・麹を混ぜて桶に入れ、重石をのせて漬け込み、乳酸発酵させて作るなれずしの一種。飯鮨とも書く。

飯寿司は、主に北海道から東北地方で、冬季に作られる郷土料理である。一般に漬け込まれる魚には、ハタハタ、鮭、ニシンなどが、野菜には、キャベツ、大根、ニンジン、ショウガなどが使われる。サンマ、ホッケ、カレイや、きゅうり、タマネギ、サンショウが使われることもある。他のなれずしに比べると漬ける期間は短く、匂いは穏やか。米の甘さと乳酸の酸っぱさのバランスが良い。

すしの分類として、「イズシ」または「イズシ系」と分類名に使うこともある。この場合は、「飯+魚+野菜+塩+麹」で構成されるなれずし全般を示し、石川県のかぶらずしなどもこの系統とされる。北陸以北の日本海側と北海道の寒い地域に集中した明確な分布圏がみられる。

『ウィキペディア（Wikipedia）』

A     : お手伝いご苦労様でした
Killer : あー、さすがに5時間も魚いじってるとなぁ…

　　　　　魚の“生臭さ”もいいかげん嫌になってくるよ…
A     : うん、その気持ちは分かります
Killer : なんか、胸がムラムラするよ
A     : それを言うなら“ムカムカ”だろ！！
Killer : そもそも、ワシには向いてない作業だよなぁ
A     : 誰でも出来る簡単な作業でしょ
Killer : いやいや…

　　　　　ワシに人を “裁く”なんて資格はないからな…

　　　　　こんなワシなんかに…
A     : “さばく”違いだよ！！

　　　　　魚を “捌く”だけだろが！！
Killer : それにさぁ、辺り一面に…
　　　　　切り落とされた“ハタハタ”の頭がゴロゴロしてるだろ

　　　　　ついつい、ベトナムでの戦火を思い出してしまうんだよ…
A     : 米兵かよ！！
Killer : 戦地でのイヤラシイ過去が蘇ってくるよ…
A     : それを言うなら“忌まわしい過去”だろ！！

　　　　　バカな事ばっかり言ってるんじゃないよ！！
Killer : しかも、捌いてる最中…
　　　　　思わず、包丁を投げちゃいそうになったよ
A     : 危ないなぁ

　　　　　何を考えてるんだよ！
Killer : あ、違ったわ！

　　　　　さじを投げちゃいそうになったんだった
A     : どうせ、そんなことだと思ったよ！！

　　　　　まぁ、せっかく大量に“ハタハタ”があるんだからさぁ

　　　　　“飯寿司”が完成したら思う存分食べて下さいよ
Killer : ワシは“飯寿司”あまり好きじゃないんだよ！
A     : う～ん…

　　　　　それじゃあ、手伝いが乗り気じゃなかったのも分かるなぁ

Killer : だろ！？
　　　　　“ハタハタ”だけにハタ迷惑な話だよ！！